がん活性消滅療法（Cancer Energy Annihilation Therapy: CEAT）

CEATは、がん細胞のエネルギーを特異的に消滅させる治療方法です。特定の周波数を使用してがん細胞のエネルギー供給を遮断し、正常細胞へのダメージを最小限に抑えることが可能です。多岐にわたるタイプのがんに適用可能で、副作用のリスクも低いとされています。

なお、この治療は「がん活性消滅療法学会」が認める施設のみで行われており、SINGA宝塚クリニックは西日本で初の学会認定施設となります。

■1回の照射時間は約7秒・体力が落ちている方にも適用可能
従来の温熱治療の場合、40分程度の時間が必要になりますが、当院が実施しているマイクロ波は1回の照射時間が約7秒で、短時間で何ヶ所かに分けて照射が行えます。そのため体力の消耗が軽微で済み、体力が落ちている方にも適用することが可能です。

プラズマパルサー（還元電子治療）

プラズマパルサーは、体内の酸化ストレスを軽減する治療方法です。還元電子を用いて活性酸素を中和し、細胞の健康を保ちます。免疫機能の強化を促進し、がん細胞の増殖を抑制する助けとなるため、患者様の全体的な健康の向上に寄与します。

■CEATが受けられない方のための治療として
CEATは1回の照射時間が短く、体力が落ちている方でも受けていただくことが可能な治療ですが、それでもご自身の足で立つことができないほど体力が低下している場合には、治療の実施が難しいことがあります。
プラズマパルサーの場合、車椅子に座った状態でも受けられるため、CEATが受けられない方への代替治療としてご案内しております。

主なリスク、副作用

重篤な副作用の報告はありません。
まれに患部の痛みや腸蠕動の亢進などを感じる方がいらっしゃる程度です。なお、それにより症状が悪化するということはありません。
妊娠中の方、ペースメーカーを使用中の方は電位パッドが使えません。
体内に金属が入っている方は、金属部分に電位パッドが使えません。

血液オゾン療法

血液オゾン療法は、オゾンガスを血液に混ぜることで、血液を浄化し、酸素供給を向上させる治療方法です。身体全体の循環を促進し、がん細胞に対する抵抗力を高める助けとなります。また、自然な抗菌作用も持ち合わせており、感染症の予防にも寄与します。

主なリスク、副作用

ドイツ、オーストリア、スイス、イタリアで数百万回の自家血オゾン療法セッションが行われた後にも、重篤な急性または慢性の副作用やがんの発生率の増加は報告されていません。
甲状腺機能亢進症・高血圧でACE阻害剤を内服中の方、G6PD欠損症の方はできません。
点滴針による出血や感染の可能性はあります。
オゾン自体は安全な濃度ですが、抗血液凝固剤としてヘパリンを微量使用するので、これによる副作用はあり得ます。報告されているのはアナフィラキシー、出血、血小板減少などですが、諸外国および国内で重篤な有害事象は報告されていません。
（日本酸化療法医学会ホームページより抜粋）

■その他重要事項
当該製品は国内において承認されておりません。
当該製品は日本酸化療法医学会指定の業者より輸入しております。

高濃度ビタミンC点滴療法

この治療方法では、ビタミンCを高濃度で点滴投与します。ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫力を強化します。がん細胞の成長を抑制し、健康な細胞を保護する効果が期待できるため、一般的ながん治療の補完としても用いられます。

主なリスク、副作用

ビタミンCは正常な細胞を痛めない性質があるので副作用の心配はほとんどありません。
時に喉の渇き、倦怠感、頭痛が一過性に認められます。
腎機能低下の方には注意する必要があります。

■その他重要事項
当該製品は国内において当該濃度（15ｇ～/日）の用法容量承認されておりません。

分子整合栄養学療法

分子整合栄養学療法は、患者様の血液データを分子栄養学の観点から分析し、酵素やミネラルなど様々な補因子を考慮して個別の治療を提供する療法です。栄養素の不足が引き起こす体調不良の原因を特定し、細胞レベルでの身体の最適な状態を作り上げます。
血液データに基づいて必要なサプリメントを患者様と相談しながら選択し、身体のベストな環境づくりを目指します。

主なリスク、副作用

サプリメントに含まれる成分の多くは、もともと体内に存在する栄養素であり、適切に使用すれば副作用はほとんどありませんが、蕁麻疹、かゆみ、発赤などのアレルギー反応が起きる可能性は考えられます。

■その他重要事項
当該製品は国内において医薬品として承認されておりません。

高純度水素点滴／注射療法

水素は最も軽い元素で、体内の至る所に浸透する能力があります。高純度の水素を点滴や注射で投与することで、全身にわたって抗酸化作用を発揮し、免疫機能の正常化と共に、がん細胞に対する抵抗力を高めることが可能となります。

主なリスク、副作用

欧米の研究では、重篤な副作用は認められておらず、当院での治療例でも副作用が発現した例はありません。
静脈点滴での治療のため、血管痛や針を刺した部分が腫れる可能性があります。

■その他重要事項
当該製品は国内において承認されておりません。

幹細胞培養上清液を用いた再生医療

幹細胞培養上清液を用いた再生医療とは、乳歯歯髄幹細胞などの培養過程で生成される培養上清液を活用した再生医療です。培養上清液には、数百種類以上のサイトカインや成長因子、ケモカイン、エクソソームなどの生理活性物質が含まれており、がん治療の副作用で疲弊した体を助け、健康な状態への回復をサポートすることが期待されています。

主なリスク、副作用

アレルギー反応をひきおこすことがまれにあります。
現時点では、重篤な副作用の報告はありません。

■その他重要事項
当該製品は国内において承認されておりません。
（一社）MSCエクソソーム療法研究会医療連携契約に基づき提供を受けた製品を使用しております。