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院長紹介
林 博文
はやし ひろふみ
SINGA宝塚クリニックのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の林博文です。これまで私は、4,000人以上の患者様を緩和医療医としてお見送りしてきました。それぞれの患者様に寄り添い、厳しい状態にあっても「必ず何か手立てがある」と信じて、全力で取り組んで参りました。しかし、「この治療でがんは治る」「この食事でがんが消える」ということは、言えないというのが実情です。
がんという病気は、細胞の代謝が乱れた結果生じるものと言え、そのため患者様の身体の状態と深く向き合い、病巣だけでなく、細胞レベルにまで踏み込んで病気の原因を丁寧に取り除いていくアプローチが求められます。その結果、これまでの身体の環境を少し変えるだけでも症状が和らぎ、生活の質(QOL:Quality of life)を保ちつつ、元気に人生を謳歌している方もおられます。
現代は様々な情報があふれる時代で、その中で信頼できる情報を提供し、多岐にわたる治療方法を提案して、患者様お一人おひとりをしっかりと支えていくことが私たちの使命です。何かお困りのことがありましたら、どうぞご相談ください。一緒に最善の解決策を見つけましょう。
昭和60年
大阪大学 大学院薬学研究科修士課程修了
平成7年
奈良県立医科大学卒業
淀川キリスト教病院放射線科、福岡栄光病院で疼痛緩和を担当平成14年
大阪の病院でホスピス開設に参加
平成18年
SINGA宝塚クリニック開設
所属学会・研究会
- 日本東洋医学会
- 癌活性消滅療法学会
- 日本バイデジタルオーリング協会
- PRA臨床研究会
- 日本酸化療法学会
- 臨床水素研究会
- 点滴療法研究会
- 遺伝子治療研究会
- 先制的自己再生医療学会
- QSSジャパンTEAM
- 電子免疫治療研究会
- 日本プラズマ療法研究会
- 臨床CBDオイル研究会
- 他
“がん活性消滅療法(CEAT)”を中心に
様々な治療を行っています
01
SINGA宝塚クリニックではどんな診療を行われていますか?
interview 01
私は元々緩和医療医で、SINGA宝塚クリニックでも、がん患者様を中心に診させていただいております。副作用と闘いながら抗がん剤治療を受けている方もおられれば、「治療方法がない」と診断された末期がんの方もおられ、そうした方々が「何か方法はないか?」ということで当院へお越しになられています。
02
具体的にはどのような治療を行われているのですか?
interview 02
「がん活性消滅療法(Cancer Energy Annihilation Therapy:CEAT)」を中心に、「プラズマパルサー(還元電子治療)」「血液オゾン療法」「高濃度ビタミンC点滴療法」「分子整合栄養学療法」「高純度水素点滴/注射療法」など、幅広い治療を行っています。
03
そうした治療に力を入れるようになったきっかけは?
interview 03
SINGA宝塚クリニックを開設する前、私は九州のホスピスで緩和医療医として勤務していました。そこで3年間、緩和医療医として経験を重ねるうちに、徐々に“緩和医療の現実と理想のギャップ”に違和感を覚えるようになりました。私が思い描いていた緩和医療やホスピスの姿とは違って、「生きたい」と願う患者様に対して寄り添う姿勢が欠如していたように感じたのです。亡くなっていくことに対する寄り添いはあるものの、「生きよう」とすることに対しての支援が行われていないように感じられたのです。そうした中、ある末期乳がんの患者様との出会いが、私の違和感に1つの道筋を示してくれました。その患者様は非常に重篤な状態で、多剤併用や医療用麻薬、ステロイドの使用が必要でしたが、「何かできることはないか?」と考えて漢方薬を使用したところ、退院することができたのです。余命1~2ヶ月と言われていて、入院する時もストレッチャーで運ばれてきていたような方が、ご自身の足で立って歩き、タクシーでご自宅へ戻られる様を目にして、「代替医療というものを持ち込めば、もっと違う局面が生まれるのではないか?」と考えたのが、今のような治療に注力するようになったきっかけです。
自分が理想とする診療を行うために
2006年にSINGA宝塚クリニックを開設
04
その後、どのような経緯でSINGA宝塚クリニックを開設されたのですか?
interview 04
その後、九州のホスピスを退職して大阪に戻りました。そのタイミングで、大阪のある病院から「ホスピスを開設するので、参加してほしい」と誘われたのですが、一度はそれをお断りしました。九州のホスピスでの経験から、まだ緩和医療・ホスピスへの違和感が拭い去れていなかったからです。ただ、何度もお声かけいただいていたこと、当時、諸般の事情により勤務先の診療所が閉鎖したこともあって、迷いもありました。そうした時、偶然、今お話しした九州のホスピスでの患者様に再会したのです。
05
無事退院されたという、末期乳がんだった患者様と?
interview 05
そうです。しかも、大阪の梅田でばったり。その患者様は旅行の帰りでたまたま梅田に立ち寄られていて、私もたまたま梅田に用事があり、しかも普段通らないような道を歩いている時に「先生!」と声をかけられたのです。少しでもタイミングがずれていたら、私がその道を通らなければすれ違っていたような状況で、代替医療の可能性に気づかせてもらった患者様と再会したことに“縁”のようなものを感じて、緩和医療・ホスピスへ戻る決意をし、大阪の病院でのホスピス開設に参加しました。
06
そこでも代替医療を行われていたのですか?
interview 06
そうですね。九州のホスピスでの経験をもとに、「手の施しようがない」と思われる患者様に対しても、できる限りのことを行いたいと思い、ホスピス開設にあたって「代替医療を行いたい」と申し出ました。ただ、それでも自分が思うような診療を行うのは難しかったため、「だったら、自分のクリニックを作ろう」と思い、2006年に宝塚市にてSINGA宝塚クリニックを開設した次第です。
お一人おひとりの状態を見極めた上で
“身体”の環境を整えるためのサポートを行わせていただきます
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ホームページをご覧の方へお伝えしたいことは?
interview 07
私はこれまで、数多くのがん患者様と向き合ってきました。その中で、主治医の指示通りに抗がん剤を使い続ける方、放射線で全身が火傷のようになった方、手術後に再発してしまった方など、様々なケースを見てきました。「ここまで身体を打ちのめさなくても良かったのではないか…」と思うことも多々ありました。その一方で、そうして身体を打ちのめされながらも、身体を労わるようなアプローチをすることで回復が見られる患者様もおられました。その時、思ったのです。「もっと早い段階でそうしたアプローチに取り組めば、患者様はもっと快適な時間を過ごせるのではないか?」と。抗がん剤や手術、放射線などの3大治療がすべて悪ではないと思います。ただ、その使い方が少し偏りすぎているのではないでしょうか。代替医療を行っている医師の中には、3大治療を完全に否定する方もおられますが、上手く利用することも手段の1つだと思います。抗がん剤などは必要な時に使い、危機的状況を乗り越えた後、しっかりとメンテナンスすれば素晴らしい状態を維持できると信じています。がん治療に対して柔軟な視点を持ち、患者様お一人おひとりの状態を見極めた上で、病気を生み出した“身体”の環境を整えるためのサポートを行わせていただきますので、どのような状態の方もまずは一度ご相談ください。