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部位別のがんの発生原因
がんは人体の様々な部位で発生することがあります。各部位でのがん発生の原因には共通点がある一方で、特定の要因が関与することもあります。以下にて、主な部位ごとのがんの発生原因について解説します。
肺がん
喫煙
肺がんの最も一般的な原因で、受動喫煙もリスクとなります。
大気汚染
一部の化学物質や粒子状物質の曝露も関与することがあります。
胃がん
食生活
塩分の摂り過ぎ、保存食の多用などが、がんの発生に関与しているのではないかと考えられています。
ヘリコバクター・ピロリ菌
ヘリコバクター・ピロリ菌に持続感染することで、胃がんのリスクが高まることがわかっています。
食道がん
喫煙と飲酒
これらの習慣は食道がんのリスクを高めることが知られています。
逆流性食道炎
胃酸の逆流が長期にわたり食道にダメージを与えることがあります。
大腸がん
食生活
肉類の過剰摂取や食物繊維の不足などが、大腸がんの発生に関与しているのではないかと言われています。
遺伝的要因
一部の遺伝性疾患が関与することがあります。
肝臓がん
肝炎ウイルス
B型・C型肝炎ウイルス感染は肝がんの主な原因です。
アルコール
長期にわたるアルコールの過剰摂取は、肝臓にダメージを与え、がんのリスクを高めます。
すい臓がん
喫煙
喫煙者は非喫煙者に比べて、すい臓がんのリスクが高いとされています。
慢性すい炎
すい炎が慢性化すると、がんへの変化のリスクが高まります。
前立腺がん
年齢
高齢になるほどリスクが高まります。
遺伝
家族歴がある場合、前立腺がんのリスクが高まることが知られています。
卵巣がん
遺伝的要因
特定の遺伝子変異が関与することがあります。
年齢とホルモン
加齢のほか、ホルモン補充療法により卵巣がんのリスクが高まる場合があるとされています。
乳がん
ホルモンバランス
乳がんの発生要因として、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの影響が考えられます。
遺伝的要因
特定の遺伝子変異がリスクとなることもあります。
子宮頸がん
HPV感染
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が最も一般的な原因です。
喫煙
喫煙も子宮頸がんのリスクを増加させる可能性があります。
子宮体がん
肥満
体重の増加は子宮体がんのリスクを高めることが知られています。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモン補充療法や排卵の異常などが、子宮体がんの発生に関与していると言われています。